こんにちは😊
所沢市小手指にある、かのんピアノ教室の講師でピアニストの大竹久美です♪
ピアノを習いにいくと必ずといっていいほど手の形を細かく指導されると思います。
★手の形が大切な理由はこちらの記事へ
【なぜピアノは手を丸めて弾くの?3つの理由とチェックすること】
うちの教室でも手の形については導入の時期からお話ししています。
ただ、なかなか言われたようにするのは難しい。
おうちの練習でどのくらい手のことを注意していけばいいのか、と悩むママたちからのご相談を受けることもよくあります。
実は小学校低学年くらいの子どもの手は、大人の手をただ小さくしたものではありません。
解剖学的に見ると、まったく違う「発達の途中」にいるんです。
今回は子どもの手の骨のヒミツと、無理なく「良い指」を育てるためのアプローチをご紹介します!
子どもの手の関節は何歳で完成する?
生まれたばかりの赤ちゃんの、あの柔らかくてぷくぷくした手。

ニギニギされるだけで幸せな気持ちになりますよね💕
実は乳幼児の手の骨の多くはまだ硬い骨ではなく、柔らかい「軟骨」の状態です。
大きくなるにつれてこの軟骨に少しずつカルシウムなどが沈着し、大人の硬い骨へと置き換わっていくんだそう。
骨の数が大人と同じになる時期は、およそ10歳〜12歳(小学校高学年)
骨の成長が完全にストップし関節が完成する時期は、およそ17歳〜18歳(高校生・思春期以降)
つまり、小学校低学年(6〜8歳)の子どもの手は、「まだ骨の数自体が大人より少なく、関節も非常に柔らかくて不安定な状態」なのが当たり前なんですね。
そんな時期の子どもに大人と同じような完璧な形のキープ力を求めるのは、成長の段階から見てもそもそもかなり無理のある話なんです。
「指を立てなさい!」の無理な押し付けは逆効果!?
もちろん形を意識して練習することは大切です。
でも完璧を求めるあまり、まだグラグラで柔らかい関節しか持たない子どもに「指を立てて固めなさい!」と強く言い過ぎるとどうなるでしょうか?
子どもはなんとか言われた形を作ろうとして、手のひらや手首、ひどいときには肩までガチガチに力を入れて無理やり指を自立させようとします。
これが、ピアノ演奏で一番避けたい「ガチガチの力み」という悪循環を生んでしまうんです。
この時期は、手のひらを丸める完璧な形を求める必要はないと思います。
まずは「第1関節がペコッと内側に凹まない程度の、ゆるやかな支え」があればハナマルです✨
形にこだわりすぎるよりも、まずは余計な力みを抜き、ラクに良い音が出せる心地よさをたくさん体験させてあげたいですね😊
遊び感覚でできる!良い指の基礎を作るアプローチ
鍵盤の上で気を付けるのもいいですが、演奏している時って気を付けることが山のようにありますよね😆
なので鍵盤以外の場所でできる、日常のちょっとしたワークやイメージの力を使うアプローチをご紹介します。
「グーパー」エクササイズ
手を思い切り「グー」と握ってから「パー」に開き、最後は力を抜いて「だらん」と下におろします。
そのときの、指がふわっと自然に丸まった形こそが、ピアノを弾くときの一番ラクで良い状態です。
その形のまま、力が入らないように上下に優しく振ってみましょう♪
指先トントン
机の上や太ももの上で、指先をトントンと歩かせる練習をします。
「第1関節がペコッと凹まないように、自分の指の骨でしっかり立ってみよう!」と、指を支える感覚を養っていきます。
骨の成長に合わせてゆっくり育てよう
「手の形がなかなか綺麗にならない…」と焦る必要はまったくありません。
子どもの体は、今まさに大人の骨へと成長している最中だからです。
大切なのは、今のその子の手の成長段階に寄り添ってあげることだと思います。
もとから関節の強い子もいますし、これは細長い指の子に多いですが高学年になってもなかなか力の入りにくい子もいます。
無理に形を当てはめるのではなく、ゆるく意識はしながら少しずつ「支える力」を育てていけたらいいですね😊


現在、かのんピアノ教室では若干名の生徒さんを募集しています。
3歳から70代の方まで、所沢市の様々な場所から皆さん楽しくレッスンに通ってくださっています。
例:並木、花園、美原、北所沢、有楽町、小手指町など
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