こんにちは😊
小手指の「かのんピアノ教室」講師でピアニストの大竹久美です♪
先日、秋に開催される「ブルグミュラーコンクール」の2026年度の要項が発表されました。

うちの教室からも、今年は数名の生徒さんがこのステージに挑戦する準備を始めています。
今日はコンクールの話題が出るこの時期、指導者として、また一人のピアニストとして
うちの教室が「コンクールとどう向き合っているか」という本音の方針を、お話ししたいなと思います。
かのんピアノ教室が「コンクールを基本おすすめしない」理由
結論からハッキリ言うと、うちの教室では全員一律でのコンクール参加は「基本おすすめ」していません。理由は大きく分けて2つあります。
- メインテキストの進みが止まってしまうから
コンクールに挑戦するとなると、数ヶ月間、その課題曲だけをトコトン深掘りして練習することになります。その間、本来進めるべきメインのテキストや基礎練習の進みがどうしても遅くなっちゃうんですよね。
子供の成長期に、色んな曲に触れて基礎的なテクニックをバランスよく養う時間を止めてしまうのは、長い目で見るともったいないケースも多いんです。
- 「点数をつけられる世界」でピアノを楽しめなくなるリスクがあるから
コンクールは当然、他者と競って点数や順位をつけられる場所です。結果を気にしすぎるあまり、「間違えたらどうしよう…」というプレッシャーに潰されてしまったり、ピアノを自由に楽しむ心を失ってしまったりする子を、私はこれまでたくさん見てきました。
音楽の本質は競い合うことじゃない、と私は思っています。
では、どんな生徒さんが挑戦しているの?
そんな非推奨のスタンスの中で、なぜ今回挑戦する生徒さんがいるのか。
うちの教室では「明確な目的や条件」にピッタリ合う生徒さんにだけ、個別に私から声をかけて、本人の意志でどうするか選んでもらっています。
具体的には
・「将来ピアニストになりたい!」「ピアノに関わる仕事がしたい!」という強い意志がある
・この先、音楽の専門的な学びを深めるために、外のシビアなステージ経験が必要
・コンクール曲が増えても、普段のメインテキストの練習量を落とさずに(むしろ練習時間を増やして)両立できるキャパシティがある
今回挑戦する生徒さんたちは、まさにこの高いハードルを理解した上で、「挑戦してみたい!」と覚悟を決めた子たちです。
通常レッスンの何倍ものエネルギーが必要になりますが、その強い意志を私は全力で応援します💪
ピアノの楽しみ方は、みんな違ってみんな良い!
ピアノを学ぶ目的は、一人ひとり違って当たり前です。
コンクールに挑戦して厳しい世界を経験することがプラスになる子もいれば、自分のペースでたくさんの名曲に出会い、豊かに感性を育んでいくことが大正解な子もいます。
どちらが良い悪いではなく、どちらも素晴らしいピアノとの付き合い方だと思います😊
うちの教室では、生徒さんの性格、今の練習環境、そして将来の目標を客観的に見極めた上で、その子にとってベストな指導を選択しています。
今回ステージに立つことを決めた生徒の皆さんは、大きな一歩ですね。
曲が決まったら、一緒にじっくり深い音楽を作っていきましょう!

