くみ先生の楽典 [楽典]37:音程・度数 音程とは、音がどれくらい離れているかということです。 そしてこの音程を、楽典では度数で表します。 度数は、その2つの音が幹音何個の上にわたっているかを示します。 たとえば下の譜を見てください。 この2つの音... くみ先生の楽典
くみ先生の楽典 [楽典]36:シンコペーション(2) 前回の楽典記事でふれた、シンコペーションの種類。 今日は3つ目からになります。 ③ 弱拍が結ばれて強拍よりも長くなる場合 ②と少し似ていますが、こちらは伸ばす音の中に強拍が無いところが違いますね。 例を見てみましょ... くみ先生の楽典
くみ先生の楽典 [楽典]35:シンコペーション(1) 強拍と弱拍による拍子やリズムが、わざと変化された状態をシンコペーションといいます。 つまり、本来は弱拍のはずが、強拍のように感じられるというものです。 演奏をする人は、よく略して「シンコペ」と呼んだりします。 シンコペー... くみ先生の楽典
くみ先生の楽典 [楽典]34:拍子の変化の表記 曲中で拍子が変化した場合、1拍の単位となる音符が変わる場合があります。 たとえば、8分の3拍子なら、8分音符を1拍として数えますが。 4分の3拍子に変わったら、1拍も4分音符に変わりますよね。 そのような場合には、テンポ... くみ先生の楽典
くみ先生の楽典 [楽典]33:混合拍子 混合拍子 2拍子、3拍子など異なる種類の拍子が組み合わされてできた拍子を混合拍子といいます。 5拍子、7拍子などが代表的な混合拍子です。 5拍子 強拍を大きく書くと、 1,2,3,1,2 1,2,1,2... くみ先生の楽典
くみ先生の楽典 [楽典]32:拍子の種類~間違えやすい強拍~ 拍子には、大まかに2種類あります。 2拍子や3拍子のように1拍目だけに強拍を感じる単純拍子。 そして、6拍子や9拍子のように、2~3拍をひとまとめにして大きな2~3拍子のように感じる複合拍子です。 2拍子系 2拍子... くみ先生の楽典
くみ先生の楽典 [楽典]31:完全小節と不完全小節 なんだか完全燃焼、不完全燃焼みたいな題名ですが。 これもれっきとした楽典用語です。 前回の楽典ブログでご紹介した弱起。 この弱起を用いた曲では、初めて現れる小節線より前の部分のこと... くみ先生の楽典
くみ先生の楽典 [楽典]30:強起と弱起 強起と弱起 楽曲には、第一拍から始まる場合と、それ以外の拍から始まる場合とがあります。 第一拍から始まる場合を強起。 それ以外の拍から始まる場合を弱起といいます。 強起の例 ... くみ先生の楽典
くみ先生の楽典 [楽典]29:小節線、複縦線 前回の記事で、拍子をわかりやすくするために、小節という単位を用いることを書きました。 その小節を表すために書くのが、小節線または縦線です。 今回は、小節線のように楽譜に記す縦線の様々な種類を見ていこうと思います。 ... くみ先生の楽典
くみ先生の楽典 [楽典]28:小節 小節とは 小節とは、拍子をわかりやすく表すために区切られた単位のことです。 拍子記号とは別に、拍子のかたまりごとに、五線に直角な縦の線が引かれます。 (例えば4拍子の曲なら、4拍ごとに縦の線が引かれます。) これを... くみ先生の楽典