音程とは、音がどれくらい離れているかということです。
そしてこの音程を、楽典では度数で表します。
度数は、その2つの音が幹音何個の上にわたっているかを示します。
たとえば下の譜を見てください。
この2つの音は、4度です。
なぜなら、ソ、ラ、シ、ドと4つの幹音にわたっているからです。
では次の2音は何度でしょうか?
ファ、ソ、ラ、シ、ド、レ、ミ
7つの幹音にわたっているので、7度ですね。
ここで注意すべくは、数えるときに最初の音も数に入れるということです。
それでは、同じ音だとどうなるでしょうか。
この2つの音は同じ音ですね。
答えは、1度です。
1つの幹音のみですからね。
この度数の数え方は、それぞれの音に変化記号(シャープやフラットなど)がついていても変わりません。
これでも3度ですし
これも3度です。
こういった細かな音程の区別は、また後でご説明しますね♪