[楽典]37:音程・度数

音程とは、音がどれくらい離れているかということです。

そしてこの音程を、楽典では度数で表します。

度数は、その2つの音が幹音何個の上にわたっているかを示します。

たとえば下の譜を見てください。

この2つの音は、4度です。

なぜなら、ソ、ラ、シ、ドと4つの幹音にわたっているからです。

では次の2音は何度でしょうか?

ファ、ソ、ラ、シ、ド、レ、ミ

7つの幹音にわたっているので、7度ですね。

ここで注意すべくは、数えるときに最初の音も数に入れるということです。

それでは、同じ音だとどうなるでしょうか。

この2つの音は同じ音ですね。

答えは、1度です。

1つの幹音のみですからね。

この度数の数え方は、それぞれの音に変化記号(シャープやフラットなど)がついていても変わりません。

これでも3度ですし

これも3度です。

こういった細かな音程の区別は、また後でご説明しますね♪

 

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