なんだか完全燃焼、不完全燃焼みたいな題名ですが。
これもれっきとした楽典用語です。
この弱起を用いた曲では、初めて現れる小節線より前の部分のことを不完全小節と呼びます。
そして小節数を数えるときに、1小節としては数えません。
ところが、です。
弱起の曲では最後の小節も冒頭に飛び出た分だけ短くなりますよね。
なのでこちらも不完全小節なのですが。
これは小節数に数えます。
下の最初の小節と、最後の小節は不完全小節です。
第1小節から第7小節までは完全小節になります。
楽典問題では、弱起の曲を出して「何小節の曲ですか」なんて聞かれた時に間違えやすいので要注意です!