譜表
譜表とは、五線に音部記号が書かれているものをいいます。
ピアノ初心者が最初に習うこちらのト音記号がついた譜表は、高音部譜表といいます。
ほかにも、ハ音記号やヘ音記号を用いた譜表は、それぞれソプラノ譜表、メッゾソプラノ譜表、アルト譜表、テノール譜表、バリトン譜表、バス譜表(低音部譜表)と呼ばれます。
また、高音部譜表と低音部譜表(バス譜表)を結んだものを、大譜表と呼びます。
こちらは鍵盤楽器やハーブのように、演奏音域の広い楽器で使います。
さらにオーケストラでの合奏や合唱などのように、いくつかの譜表を結んだものを、総譜といいます。
縦線から隣の縦線の間が1小節です。
たくさんの楽器で一度に演奏することがよくわかると思います。
私がオーケストラ譜からアンサンブルやピアノソロに編曲する時は、この総譜から必要な音を拾っていきます。
ピアノだから~とか、声楽だから~とか言って大譜表だけ覚えておくよりも、様々な楽器の譜表の読み方を覚えておくといいですよ。