単純休符の記事で、全休符は全音符と同じ長さとお伝えしてきました。
が!
実は全休符にはもうひとつの顔があるのです。
実は全休符は、1小節間全部の休止にも用いることができます。
つまり、1小節の中の長さが4分音符3つぶんだろうが、4つぶんだろうが、はたまた8分音符3つぶんだろうが。
関係なく全休符を1つ書けば、1小節まるまるお休みにできてしまうわけです。
とても便利ですよね。
例を見てみましょう。
こちらの楽譜は、4分の3拍子。つまり、1小節は4分音符が3つ入る長さになっています。
もちろん、付点2分休符を書くのも間違いではありません。
4分音符3つでも同じですね。
ただ楽譜を読みながら演奏するほうとしては、全休符があるだけで
「あ、この小節は何もないのね」とすぐに判断できるので、とても助かります。
ぜひ使いこなしてみましょう♪