[楽典]19:全休符の使い方

単純休符の記事で、全休符は全音符と同じ長さとお伝えしてきました。

が!

実は全休符にはもうひとつの顔があるのです。

実は全休符は、1小節間全部の休止にも用いることができます。

つまり、1小節の中の長さが4分音符3つぶんだろうが、4つぶんだろうが、はたまた8分音符3つぶんだろうが。

関係なく全休符を1つ書けば、1小節まるまるお休みにできてしまうわけです。

とても便利ですよね。

例を見てみましょう。

こちらの楽譜は、4分の3拍子。つまり、1小節は4分音符が3つ入る長さになっています。

もちろん、付点2分休符を書くのも間違いではありません。

4分音符3つでも同じですね。

ただ楽譜を読みながら演奏するほうとしては、全休符があるだけで

「あ、この小節は何もないのね」とすぐに判断できるので、とても助かります。

ぜひ使いこなしてみましょう♪

 

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