音部記号とは、五線譜の最初に書かれている記号で、その楽譜の音の場所を決めるものです。
3種類あるので1つずつ見ていきましょう。
ト音記号
これがト音記号です。
このように書きます。
書き始める場所がト音、つまりソの場所を示しています。
ドイツ語のソはG(ゲー)と呼ぶので、Gの字からできた記号なんですよ。
だいぶオシャレな感じにアレンジされていますよね。
ヘ音記号
これがヘ音記号です。
書き方は点々を最後に書きます。
この書き始めが、ヘ音=ファの音の場所を示しています。
ファはドイツ語でF(エフ)なので、Fの大文字からできています。
こちらのほうが面影がありますね。
さて、ここまでは割となじみのある記号でしたが、今日はもう1つの音部記号をご紹介しようと思います。
ハ音記号
これがハ音記号です。
略してKと書くことも多い記号です。
ハ音なのでC(ツェー)から出来ているんですけどね。
ちょっとオシャレにしすぎたんですかね。
この記号は、右側のへこんでいるところを通る線がハ音=ドの音になります。
こういうことです。
こんなの見たことない!!という方も多いと思います。
私もピアノの楽譜では見たことがありませんでした。
が、ヴィオラ、チェロなどの伴奏でちょこちょこ出てきます。
毎回ヒィヒィ言いながら譜読みをしています。。