[楽典]15:音符と休符の種類(単純音符・単純休符)

1)音符

音符とは、音の長さや高さを表す記号です。

見た目がかわいいので、女の子向けの雑貨などにもイラストとして描かれていたりしますよね。

名前も簡単な算数で覚えられるので、ぜひ覚えておきましょう。

この図の一番上にある、丸だけで上に棒がついていないものを全音符(ぜんおんぷ)と呼びます。

この音符を1として、長さを半分ずつにしていきます。

1/2の長さ→2分音符(にぶおんぷ)

1/4の長さ→4分音符(しぶおんぷ)

1/8の長さ→8分音符(はちぶおんぷ)

1/16の長さ→16分音符(じゅうろくぶおんぷ)

1/32の長さ→32分音符(さんじゅうにぶおんぷ)

すべて分母の数字が音符の名前になるのです。

小さな生徒さんには、この音符は、全音符の中にいくつ入るかな?と話しています。

2)休符

音の休止している、つまり音を鳴らさない間の長さを示す記号を休符(きゅうふ)といいます。

全音符以外は、音符と同じ長さの休符は〇〇分休符(〇〇ぶきゅうふ)と表します。

例えば、2分音符と同じ長さの休符は2分休符です。

全音符と同じ長さの休符は、全休符です。

やはり、2分休符は全音符の1/2の長さになります。

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