音程は、同じ度数でもシャープやフラットで微妙に違います。
なので、度数の前に「完全・長・短・増・減・重増・重減」という言葉をつけて区別します。
今日は度数の前に「完全」がつく音程をみていきましょう。
度数の前に「完全」がつくのは、1・4・5・8度だけです。
純正律の場合の、振動数の比が少ない順ですね。
純正律について詳しくはこちら→★
そして、完全の状態より音が半音広い場合は「増」
完全の状態より音が半音狭い場合は「減」が度数の前に代わりにつきます。
完全1度
全く同じ高さです。
つまり、完全1度には減1度という状態はありえません。
増1度は半音増えた下のような状態です。