様々な場所に顔を出していると、いろいろな意見や考え方に触れることが多いです。
ピアノの先生の考え方も様々で、コンクールに入賞するような子を育てたい!という先生も少なくありません。
もちろん、そのような考え方も1つの目標としてはありだと思います。
ただ、私のレッスンの目標はずっと1つだけです。
「音楽を自分で楽しめる人を育てること」
・ピアノを何年も習っていたのに、楽譜を自分で読むことができない
・義務で弾いていたからレッスンをやめた途端に音楽から離れた
そんな声を時々聞きます。
そのたびに、私はとても勿体ないなと思うのです。
もし私から将来離れたとしても、その先も音楽を楽しみ続けられるようにしたい!
だから3歳からでも読譜を教えます。
自分で譜面を読むことを大事にします。
そして何より音楽の楽しさを伝えることを、とても大事にしています。
自分でアーティキュレーションを考えてみたり。
どこが素敵なところかな、と一緒に考えたり。
その先にあるのはコンクールじゃないんです。
音楽がもっと身近にあることで、その人の人生が少しでも豊かになるお手伝いができたら、と思っています。