ブルグミュラーレッスン「すなおな心」

先日、音大受験を考えている生徒さんのレッスンでブルグミュラーの「すなおな心」をしました。
ブルグミュラーのアーティキュレーションは、感覚だけで演奏してもそれなりに素敵に聴こえると思うのですが。
音大受験のための勉強にもなるし、さらにもっともっと素敵に聴こえるために、今回のレッスンでは楽曲分析を一緒に行いました照れ
例えば左手の和音。
冒頭は1の長三和音から始まり、4の長三和音へ。
その2つの和音だけでも、もうそれぞれの和音の持つ色が違うはずなのです。
この和音は明るく聴こえる?じゃあこの和音は?
生徒さんに質問しながら楽しく進めていきますウインク
前半の8小節の終わりは、一見落ち着いて見えますが、楽曲分析からいえば解決していません。
つまり主和音には戻ってきていないのです。
だからこそ、後半の主和音がとても生きてくるし、最後のあれだけ長い余韻(7小節も!)が心地よく聴こえるんですね。
少しずつ音楽の理論を織り交ぜながらのレッスンになりました♪
最後には見違えるように美しくなった「すなおな心」を演奏してとても嬉しそうな生徒さんでしたキラキラ
 
 

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