譜読みの重要性

こんにちは♪

小手指の「かのんピアノ教室」

講師のくみ先生です☺

譜読みはピアノを習っている子たちが必ずと言っていいほどぶつかる壁です。

「ピアノが弾けるようになりたい!」

「音を出すのが楽しい!」

そんな気持ちでピアノ教室に通い始めたのに

少しずつ練習が面倒になっていく…

その理由の大きな理由のひとつになっていることが多いと感じています。

じゃあどうすれば譜読みが上達するのか。

実際に教室でのレッスンでも取り入れている方法をお伝えします♪

基礎的な音感を身につける

まずは譜読みのために一番大事な部分。

音感です。

たとえば「ド、レ、ミ…」と音が読めたとしても、音が上がっているのか、下がっているのかわからない。

それではただの言葉の羅列にしかなりません。

音の高さ、長さがイメージできるようになること。

ここが譜読みのスタート地点です。

音感を身に付けるには、歌うのが一番です。

楽譜を見ながら、音の名前で歌う練習をしましょう。

基本の5指の音は場所で覚える

右手と左手、それぞれの1の指を真ん中のドに置いたとき1の指から順番に

右手は「ドレミファソ」

左手は「ドシラソファ」

に置かれることになります。

この9つの音は場所で覚えましょう

理由は、色んな曲でもかなりたくさん出てくる基本の音であることと

楽譜と実際の音の関係が理解しやすくなるからです。

昔のバイエルなどは手の配置も違うところから始まっていたのですが

今ではほとんどの教本でこの配置の練習から始まります。

覚え方としては…

市販のおんぷカードをフラッシュカードのように使って覚える

ワークブックで紙に書いて覚える

「おんぷちゃん」などのアプリを使って覚える

楽譜を見ながら音名で歌う

以前ひいた(その配置の)曲などを出してきて弾いてみる

このあたりが有効だと思います。

レッスンではおんぷカードをカルタのようにしたり、先生とあてっこ競争したりして楽しく覚えられるように工夫しています。

楽しいと子供たちは夢中で取り組んでくれます😉

ルールを知って使ってみる

ここまで出来てから始めて、音符を読むためのルールを知っていきます。

楽譜は5本の線からできていて、線、間、線、間…の順番で隣の音にうつっていく。

このルールを教え、やってみせ、やらせてみせて、褒める!

ここまでがワンセットです♪

これもワークブックや実際の譜読みなどで少しずつ練習していくといいですね。

たくさんある音をひとつひとつ数えるのは大変ですが、次第に慣れていくのでとにかく数をこなしましょう。

楽譜にある複数の音符の形を見る

ここからは応用編です。

これまでは1つの音符をどうやって読めるようになるかをお話しましたが

楽譜にはもちろん、たくさんの音符が書かれています。

1つ前の音とどれくらい離れているのか、または隣り合った音なのか

和音の中の1つ1つの音が鍵盤上ではどのくらい離れているのか

こういったことは形を覚えることでパッと見た時にわかるようになっていきます。

たとえば上の図だと、左側のまっすぐ積み重なってお互いが接している音は1つずつ間の空いた音だということがわかります。(ドミソとか、ソシレとか)

対して右側の斜めの部分は、隣り合った音だということがわかるのです。

単音の流れでも、だいたいの角度でどういう進行をしていくかがわかります。

角度が緩やかであるほど、近い音ということになります。

ここまで細かく考えながら弾くことはないでしょうが、感覚として持っておくことは譜読みの大きな助けになります。

この感覚をしっかり身に付けられる方法として私がオススメしたいのは

ずばり「ハノン」です。

1番から20番までの練習曲で単音同士の距離を感覚的につかめるようになります。

そして39番からのカデンツでよく出てくる和音の形を習得できます。

地味な練習ですが、やる価値ありです✨

譜読みはピアノだけでなく、様々な音楽を楽しむためには不可欠なものです。

小学校の音楽の学習指導では譜読みのような「学ぶ」部分を減らしていくそうですが

その先の人生で音楽を楽しめるようになるには絶対に習得していて損はありません。

ぜひじっくりと向き合ってほしいなと思います♪

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