ホール選びのコツ (コンサートを企画しよう①)

こんにちは😊

所沢市小手指の「かのんピアノ教室」講師でピアニストの大竹久美です♪

さて、今日はコンサート企画についてお話ししたいと思います。

ピアニストとしてのコンサート企画はもちろん、教室の発表会だって生徒さんたちのコンサートです。

コンサートを企画する時、まず最初に決めるのが「どこで演奏するか

このホール選びこそが、演奏の印象を大きく左右します。

今日はピアニスト&ピアノ講師として、私自身が実践しているホール選びのポイントを具体例や確認方法も交えながらご紹介します。

① 響きと残響時間は最重要

ホールを選ぶうえで一番大切にしているのが「響き」です。

特にピアノは、音が空間の中でどのように広がるかで、印象が大きく変わります。

目安として、ピアノソロで理想的な残響時間は1.2〜1.5秒ほど。

室内楽では1.5〜2秒あると、音に包まれるような感覚が得られます。

短すぎると乾いた印象になり、長すぎると音がにごることも。

確認方法としては、ホールのホームページに載っていることもありますが、可能であれば実際に弾かせてもらうのが一番。

演奏会前に「練習枠」で時間貸しをしてくれるホールも多く、私もよく活用しています。

こんなに大きなホールも1時間単位で借りられることも。

コンサートでなければ比較的安く借りられることが多いので、響きとピアノの相性を確かめるチャンスになります。

また、遠方で現地に行きづらいなどの場合、ホール名と「ピアノ」「演奏」などのキーワードで検索すると過去の演奏動画や録音が見つかることもあり参考にできます😊

② ピアノとの相性を確かめる

ピアニストにとって、ホールのピアノがどんな楽器なのかは大きなポイント。

自分の楽器を持ち込めないからこそ、そのピアノが自分の表現をどう支えてくれるかが重要になります。

ホールにあるピアノのメーカーや型番、製造年、定期調律の状況などは、事前に問い合わせると教えてくれる場合が多いです。

中には、整備を担当している調律師さんのお名前までわかることも。

私はどうしても気になるホールの場合、前述のように時間借りで実際に弾いてみて鍵盤のタッチや音の反応、高音の抜け感、低音の深みなどを細かくチェックします。

③ 立地とアクセスのしやすさ

これは集客に大きく影響してくる話です。

響きが良くても、お客様が来づらい場所では集客が難しくなります😓

駅からの距離や道の分かりやすさ、駐車場の有無、看板の表示なども見逃せません。

私は、演奏時間帯の実際の交通状況(駅の混み具合やバスの本数など)まで確認するようにしています。

特に初めて来る方が迷わず来られるかは大切な視点。

周辺にカフェや観光地があると「行ってみようかな」というきっかけにもなります。

④ ホールや会場のSNS力も見逃さない

近年は、ホールそのものがSNSで演奏会の告知をしてくれることもあります。

これが意外と侮れません。

たとえば、以前開催したカフェコンサートでは、そのカフェのInstagramがとても強く、告知してから1か月も経たないうちに予約で満席になりました✨

自分たちだけでは届かない層にアプローチできたことは、とても大きな成功体験でした。

会場の公式SNSをチェックして、どれくらいの頻度で演奏会の情報を発信しているか、どんな雰囲気で紹介されているかを見ておくと安心です。


ホールは、ただの「場所」ではなく、音楽と一緒に物語を紡ぐ「舞台」そのもの。

演奏する私たちにとっても、お客様にとっても心地よい空間であることが、音楽体験の質を高めてくれます。

これからホール選びをされる方の参考になれば嬉しいです。

現在、かのんピアノ教室では若干名の生徒さんを募集しています。

3歳から70代の方まで、所沢市の様々な場所から皆さん楽しくレッスンに通ってくださっています。

例:並木、花園、美原、北所沢、有楽町、小手指町など

かのんピアノ教室に楽しいレッスンを受けに来ませんか?

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