音高に進むメリット・デメリット

こんにちは😊

小手指の「かのんピアノ教室」

講師のくみ先生です♪

先日、音高時代の友人たちと集まる機会がありました。

音大や音高で後進を育てていたり、伴奏ピアニストとして活躍していたり

私と同じようにピアノ講師として子供たちや大人の方々にレッスンしている人もいて

とても話が盛り上がりました😊

特に生徒さんたちの進路について。

私と友人たちは高校3年間、ずっと同じクラスで同じピアノ専攻、同じコンクールを受け、同じ音楽教育を受け…

たくさんの濃い時間を共に過ごした友人であり、ライバルであり、仲間である存在です。

私の出た高校のホールです。懐かしい!

今でもお互いに刺激を与え合うことのできる友人たちに出会えた場所。

私は音楽高校に行って良かったと思っています。

でも、自分の生徒ちゃん達に音高を勧めるかというと、、

どちらかと言うと勧めないかもしれません。

理由は「その先の選択肢が狭まるから」です。

音高では普通科の授業のうち1/3が音楽の授業になります。

数学、化学、日本史などは一般的な高校生よりもかなり少ない授業しか受けていません。

実際私のクラスでは卒業後の進路は、ほぼ全員が音大か教育大(音楽専攻)、音楽関係の専門学校でした。

音楽以外の進路に行こうと思うと、受けていなかった授業の勉強を取り戻すのにとーーーっても苦労するからです💦

高校入学は15歳くらいですよね。

その後のリカバリが効きにくいことを思うと、まだまだ人生のことを決めるには早いし

演奏家や音楽の先生になりたいなら音大からでも全然問題ありません

でも音高に進むメリットはもちろんあります。

  • 人脈が増える
  • より深い学びを得られる

高校から音楽専攻に進む人は、本気の人が多いです。

音大から音楽専攻になった人より音高スタートの人の方が、大人になってからも音楽を仕事にしている率は圧倒的に多いです。

人脈があることは演奏者にとって仕事につながる強みです。

絶対に音楽を仕事にして生きていく!という強い意思があるなら、大きなメリットになるでしょう。

また私の音高では和声法や作曲法、音楽理論などにおいて、大学で学ぶ内容のほとんどを高校で学べました。

もちろん作曲科などはもっと深く勉強するんでしょうが、演奏コースは様々な音大に行った友人たちも皆同じことを言います。

むしろ音高のほうが難易度が高かったと。

担任の先生も作曲家でしたし、それぞれの授業を専門家から受けることができました。

自分で作曲した曲を重奏で演奏したり、数年かけて和楽器や副楽器を練習したり、音楽史を深掘りしたりと、音大に無いような授業もたくさんありました。

これも音高に進むメリットですね。

色々と書きましたが、一度しかない人生です。

どうしてもやりたい!と思えることに出会えるのはとても幸運なことだと思います。

メリット・デメリットも大切ですが、やりたい事を思い切りやる!という事は学生時代の特権です。

私の生徒さんには、これからもメリットデメリットを含め、心の中にどれくらい強い意志があるのかをしつこく確認しちゃうだろうなーと思った日になりました😅

現在、かのんピアノ教室では若干名の生徒さんを募集しています。

3歳から70代の方まで、所沢市の様々な場所から皆さん楽しくレッスンに通ってくださっています。

例:並木、花園、美原、北所沢、有楽町、小手指町など

かのんピアノ教室に楽しいレッスンを受けに来ませんか?

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