ショパンの音楽とポーランドのピアニズム(前)

先日、カワイ主催のレクチャーコンサート「ショパンの音楽とポーランドのピアニズム」を聴きに表参道に行ってきました。



まずはポーランド作曲家の歴史を軽く知ったあと、演奏へ。


(長くなりそうなので、プログラムは次の記事に感想と共に載せておきます。)



演奏タイム、とっても面白かったです♪


ショパンは子供のために作曲したような作曲家ではなく、同じフレーズの繰り返しでもその時の気分で弾き方を変えるような即興的要素が必要。との言葉に


うんうん!と頷いていました(^^)



今回はポーランド音楽出版社が日本語版の楽譜を出版する記念の企画だったのですが


ショパン以外にも、たくさんのポーランド作曲家の曲が演奏されました。



中には初めて聞いた作曲家も多く、私としては特にマレク・スタホフスキという作曲家の「セイレーン」という曲の柔らかさ、無調の繊細さがとっても良かった!


もう1曲、自分のコンサートでも弾きたいなと思ったのはパデレフスキのノクターンop.16-4


ドラマチックでとても美しい曲です。


かのアルゲリッチもアンコール曲として演奏していたとか。


パデレフスキはポーランドの建国に尽力して初代首相になった人でもあります。


演奏活動を通して、アメリカのウィルソン大統領など様々な人脈を作っていたそうです。


政治もピアノも多才な人だったんですね。


そしてパデレフスキと言えば多くの方がショパンのパデレフスキ版の楽譜を思い浮かべますよね。


ポーランドの音楽にも政治にも多大な影響を残した英雄なんだそうです。


私もパデレフスキの楽曲が入っている楽譜を買おうと思ったけれど、日本語版の発売は2月との事なので、ひとまずそこまで延期にしました。


次回は、それぞれのピアニストの解説を聞いて感じたことを書こうと思います(^^)



 

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