音と歩いた日々のこと

こんにちは😊

小手指の「かのんピアノ教室」講師でピアニストの大竹久美です♪

Instagramの投稿が先日、1000投稿目になりました。

せっかくなので、これまでの音楽人生を振り返る文を書いたので、こちらでもお話ししようと思います😌

ピアノ一色だった学生時代

私がピアノを始めたのは小学1年生。

ピアノ講師の母の影響でした。

初めての発表会

低学年の頃に周りの方が尽力してくださり、母親以外で教えていただいた先生は音楽大学の教授をされている方がほとんどという恵まれた環境でした。

小学生に教授の先生方が教えてくださるのですから、本当に有難い環境でした。

そのまま音高・音大へ。  

学生時代にはどっぷりと音楽を満喫しました。

色んな方向から音楽を知ることができてとても充実していました。

伴奏もたくさん持ち、曲も派手で技巧的なものをたくさん弾きました。

高校生の頃。コンクールの伴奏。

とにかく弾くと周りが喜んでくれるのが嬉しかったんです。

でもいつしか「音楽は常に誰かに評価されるもの、誰かと競って上手な人が偉い」というプロの厳しい世界や

当然のように「この子はプロとしてやっていくだろう」という周りがくれる大きな期待に疲れてしまい、音大卒業後は少しピアノから離れていました。

音楽ってなんだろう

そんなある日、公園で聴いたゴスペルの歌声に大きく心を動かされました。  

上手い下手なんて気にせず、ただまっすぐに音を楽しむその姿に

音楽って、本来はただ楽しむものなんだ——  

そう思い出させてもらって、  

少しずつまた音の世界に戻っていきました。

たくさんの音楽仲間ができて、だんだん演奏のご依頼も定期的にいただけるように。

音楽の楽しみ方を改めて知りました

そんな日々が続くなか、「音楽の楽しみ方を伝えたい」と思って

約8年前にピアノ教室を開きました。  

生徒さんたちと向き合う毎日が楽しくて、  

ピアノの先生は私の天職だと思えました。

うまくいかないことも…

もちろん常に順風満帆だったわけじゃなく

手を手術してお医者様に「もうピアノは弾けないでしょう」と言われたり、

うまく笑うことができないほど

プライベートが辛い時期もありました。

子育てとの両立や教室運営で悩んだことも数知れず。

おんぶして練習することも。

でもいつもそばで見守ってくれる人がいて、  

あたたかい生徒さんたちや仲間がいて、 

みんなのおかげで私はいつも、

前を向いて進むことができました。

いつだって生徒さんたちや保護者の皆さまに支えられてきました

音があって良かった

昨年までご依頼のみでやっていた演奏も、

たくさんの人に背中を押してもらって、

昨年の夏にはじめて自主コンサートに挑戦。

今は、演奏も指導もまるごと楽しくて、  

心から音楽を楽しむことができています。

どんな時も、音があってよかった。 

たくさんの周りの方々からの温かい気持ちに感謝しながら

これからも、私らしく、音とともに歩んでいこうと思います。

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