コンクール伴奏あれこれ

こんにちは😊

小手指の「かのんピアノ教室」講師でピアニストの大竹久美です♪

2週間でコンクール伴奏を3つ

今月の前半はコンクール伴奏のラッシュでした。

ひとつ目はこちらのホールにてコンクールに提出する音源の収録を。

コロナ禍以来、最近は予選に録音音源を提出するコンクールも少なくありません。

天井から吊り下げマイクを使って収録しています。見えるかな?

とても響きの良いホールで、弾いていて気持ち良かったです😊

 

そして二つ目は全日本弦楽コンクールの全国大会での伴奏。

ヴァイオリニストさんと曲の世界を作るのがとても楽しい本番でした♪

色んな弦楽器の方がいらっしゃって、前後の方の演奏を聴くのも楽しい時間です😊

 

3つ目はこちらのホールにて。

シャミナードという作曲家がパリ音楽院の課題曲のために書いた曲を演奏しました。

フランスものの幻想的な曲を響きの良いホールで弾くのがとても楽しかったです。

出場者は音大生の若い方が多く、控え室では実技試験の話でもちきりで、なんだか懐かしい気持ちになりました😁

 

こうしてみると大きなホールばかりで、ステキな場所で弾かせていただけて幸せです✨

ご依頼いただいた皆様、ありがとうございました。

 

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コンクール伴奏で気をつけること

コンクールの伴奏をするにあたって気をつけていることは、いくつかあります。

絶対にミスをしない

これは当たり前ですね。

ソリストさんが自分の力量を発揮するために受けているコンクールですから。

私が足を引っ張ることは絶対にないようにしています。

特にベースラインと和声は慎重に練習します。

一つの音の違いで大きく雰囲気が変わってしまいますから。

どんなアーティキュレーションにしたいのか、しっかりと確認する

事前のリハーサルでは、息の合わせ方はもちろんですが、曲の組み立て方の共有を重視します。

ソリストさんが作りたい世界をいかに「伝わる」ように演奏するか。

それだけで大きく雰囲気が変わると感じています。

ある方には「くみさんに伴奏してもらうとドラマティックになる」と言っていただきましたが

音楽って自分が思っているほど相手には伝わらないものなんです。

それを少しでも伝わるように支えるのも伴奏者の一つの仕事だと思っています。

一緒に演奏することを楽しむ

実は私は、伴奏ではいっさい緊張しません。

本番前は楽しみで仕方ないタイプですw

ソリストさんは緊張される方がほとんどです。

静かに集中したい方には集中を邪魔しないように、おしゃべりしたい方とはおしゃべりしつつ、

本番の時間を待ちます。

ステージに上がればもう、まな板の上の鯛ですからw

二人で演奏を楽しむことに全集中します♪

「緊張したけど楽しかった〜!」とよく言われます😆

音楽ですから。楽しんでナンボです!

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