オーケストラとの共演

こんにちは☺

小手指の「かのんピアノ教室」

講師でピアニストの大竹久美です♪

先日、ご依頼をいただき、とあるアマチュアオーケストラのリハーサルにサポートピアニストとして参加してきました。

このお仕事をご依頼いただくのは2回目になりますが、前回より人数もだいぶ増えてパワーアップ。

たっぷりのエネルギーをいただいてくることができました!

オーケストラと指揮者さんとの初リハーサルです。わくわく。

たくさんの弦楽器、管楽器に囲まれて可愛いピアノを弾いてきました♪

曲目はファランドール、ラデツキー行進曲、Singsingsing。

有名で楽しい曲が並びます。

来月の本番が楽しみです😉

オーケストラと共演する際にピアニストが気を付けること

さて、ここからはオーケストラと共演することになった時に、どういったことに気を付ければ良いかを書いていきます。

ピアノ単体での演奏とはもちろんですが、ソリストさんとの2重奏ともかなり違ってきます。

何は無くともオーケストラと共演する場合に知っておくべき大前提。それは

どの音をどの楽器が担当しているかあらかじめ楽譜を読みこんでおくということです。

ピアノだけがその音を出しているのか、もしくは1stヴァイオリンと同じ音を弾いているのか…

それによって出す音の音量や細かなタイミングの合わせ方などが全く変わってくるからです。

オーケストラによってはピアノだけの譜面をいただくこともあるのですが、その際は全体の譜面も欲しいと伝えるか、リハーサルなどの時に自分の楽譜にどんどん記録していきましょう。

①タイミングと音色

ピアノは鍵盤楽器であると同時に瞬間的に音を出す打楽器でもあります。

弦楽器のように音が連続して鳴っている楽器とは音を出したあとの音量の減り方が違います。

そういった場合は音色を柔らかくして、ピアノが飛び出ないように気を付けて演奏します。

逆にマリンバや打楽器のような、瞬発的に音が出るものとかぶっている時は、タイミングにものすごく気を使います。

ズレた時にかなり悪目立ちするからです😅

②楽器全体の音量

オーケストラには様々な種類の楽器があります。

さらにその楽器を担当する人数もその団体によって違います。

音量が大きいと思っていたトロンボーンでもピアノに負けることもありますし

フルートやクラリネットのような小さめの音量の楽器でも4人、5人となってくると

フォルテの時でもピアノと同じような音量になってきます。

同じリズムを刻む時に全体のバランスを見て、どちらの音が出るべきかを考えつつ

その楽器の音量に気を配るとサポートピアノの役割をしっかりこなせると思います。

③指揮に合わせる

これは「当たり前でしょー」と言われるかもしれませんね😅

でも、オーケストラの指揮ってとっても独特なので知らないと一人だけタイミングを合わせられないという悪夢が起こってしまいます💦

①でも書いたように弦楽器とピアノは音の構造が全く違います。

なので音の立ち上がる速度、つまり音を出す動きをしてから音が出るまでの時間が違うんです。

時間にしたら0.3秒くらいかもしれませんが、ピアノのような瞬発的に音が立ち上がる打楽器には致命的です。

学生時代の合唱の指揮と同じように考えていたら痛い目を見ます😅

タクトが1拍目を打った一瞬後ぐらいを目指すとちょうど良いです。

気持ち遅れるぐらいで指揮に合わせるのが必須です。

色々と書きましたが、単体かせいぜい4重奏ぐらいが多いピアニストにとって

何十人もの演奏者さんたちと共演するのはとても楽しい経験です♪

私も本番を全力で楽しみたいと思います✨

たくさんのケースが並んでいました。大きな楽器の持ち運びは大変そう💦

現在、かのんピアノ教室では若干名の生徒さんを募集しています。

3歳から70代の方まで、所沢市の様々な場所から皆さん楽しくレッスンに通ってくださっています。

例:並木、花園、美原、北所沢、有楽町、小手指町など

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